2020年12月6日に栃木県那須野が原公園にて開催された、2020年度日本学生オリエンテーリング選手権大会 スプリント競技部門 (ICS2020)の運営をしてきました。
運営レポと、新しい試みがいくつかあったので共有したいと思います。

運営レポート

6:30起床。IHと比べたら朝が遅くてうれしい。今回はサブチーフなのでMulka周りはチーフがやってくれました。やったことはフィニッシュに使用していたBS-11の時計合わせと、前日設置したまま帰ってしまったオンラインコントロールの回収をしたくらい。オンラインコントロールは充電をして決勝前に設置しに行くことにした。

予選開始~決勝開始まで

予選はほぼ問題なく進行した。フィニッシュと同時にSRRドングルで読み取りを行うという試みを行っていたが、受信できる場合とできない場合があり、mini Readerでの読み取りも並行して行った。

数名通り抜けフィニッシュであるにもかかわらずDNFとなる選手がいた。多くが一般クラスであったことから、GPS時計との併用によって受信感度が低下したためではないかと予想しているものの、実験を行っていないため詳細は不明。

スタートリスト作成もチーフがサクッとやってくれたので自分の仕事は読み取りだけだった。

決勝のスタリが出来たと同時にダッシュでオンラインコントロールの設置。問題なく設定でき、動作も確認できたものの1台動作不良があった。
再度パート員の方に起動してもらって問題なく動作したため詳細不明。

決勝開始~撤収

決勝に入ると1分1人しか出走しないため暇になった。ゴールした選手にマスクを渡したりした。撤収は残ってくれた選手のおかげでスムーズに終わったような気がする。ただ当然テープ巻きは終わらなかったので後泊組で巻き巻きした。なんだかんだあったが楽しい大会だった。

新たな技術的試み

通り抜けフィニッシュと同時に読み取り

仕組みとしてはラジコンとほぼ同じ。BS-11の設定を「全データを送信」にした上で、的場氏作成のアプリケーションを起動したスマートフォンにSRRドングルを挿すだけで基本はOK。

ただしアプリケーションはラジコン用ではなく読み取り用のアプリケーションを用い、通信の安定性を高めるためSRRドングルを2個使用する必要がある。後者については後述する。

注意点として、電波はSIACから発射されるため、高速で通り抜ける、もしくはドングルから離れた位置を通るなどした場合、正常に読み取れない可能性が高い。
(データシートによれば読み出しに掛かる時間は挿し込みで4秒未満、SRRで1秒未満)
そのため、挿し込みでの読み取りも行えるよう準備した方がよい。

SRRドングルの2つ付け

SRRドングルは、SIACをタッチフリーで利用する際に、SIACから発射される電波を検知するドングルである。

SIACが発射する電波にはRed,Blueの2つチャンネルがあり、これらを同時に発射している。

ドングルで受け取れるチャンネルは1つだけなので、本来であればオンラインコントロールでも2つ必要だが、直近のレコードを送信するだけであれば実用上1つでも問題ないと考えられる。しかし、全レコードを送信するフィニッシュでは安定性を高めるため2つ使うことが望ましい。

ドングルをSiconfig+に接続すれば、どちらのチャンネルを受信するかを変更できる。